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厳しくも心弾む冬を経て、ともにクリスマスを迎える喜びを歌おう

冬至まで〈下〉
 元女優のエルフリーダは愛犬ホラスを連れて南英に移り住み、オルガニストだったオスカーと親しくなる。ガイ・フォークスの花火の夜、オスカーは思いもかけない不幸に見舞われる。エルフリーダはオスカーとともに、オスカーが少年の日を過ごしたスコットランドの古い邸宅に向かう。

 世代も境遇も全く異なる人々が何かに導かれるようにスコットランドの古い邸宅に集い、新たな生を生き始める――クリスマスを迎えようとする厳寒のスコットランドを舞台に、生と死、人の温もりと絆を描く感動的な作品。

 60代のエルフリーダとオスカー、30代のキャリーとサム、10代のルーシー。この5人がどのようにしてひとところに集まり、どんな物語を繰り広げていくのか。厳しくも心弾むスコットランドの冬が5人の目を通してきめ細やかに描かれ、ともにクリスマスを迎える喜びに読者を誘う。

 行き違いや心痛む出来事もあるが、それを補って余りあるほどの救いもある。厳かな中に深い喜びを秘めたラストシーンでは、たぶんこうなるはずだと予測していたにもかかわらず、涙が止まらなかった。これほど感動的なラストシーンは他にはないのではないか。

 この物語はぜひクリスマスのころに読んでいただきたい。クリスマスに人の温かさを感じたい方にお薦めする。

引用元:厳しくも心弾む冬を経て、ともにクリスマスを迎える喜びを歌おう
冬至まで〈下〉
仕事一筋で家庭はすべて妻任せの夫。
人生に挫折し、息子に期待をかけることが生甲斐の妻。
母親の期待が重圧になり、不登校や自殺未遂をしてしまう中学生の息子。

バラバラの家庭が、
息子の不登校をきっかけに再生していく物語です。

はじめて家庭の問題と向き合うことになった父親は
大胆な選択をします。
これがあまりに極端すぎて(しかも途中で想像がつく)、
作り過ぎなかんじもするんですけど、
「終わりよければすべて良し」の気持ちのいい作品でした。

息子が中学生のわりに素直すぎることに違和感も感じたけど、
いい子なだけに母親の期待を真剣にとらえてしまうんだろう。
母親がボランティアにのめり込んでいく気持もありそうな話で怖い。
人ってこうやって宗教(ここではボランティアだけど)にのめり込んでいくんだろうな。

「家族の再生の物語」ではあるけれど、
この家族ははじめから家族なんて呼べるようなものじゃなかった。
ここから家族になっていくんだ。
その点で希望の感じられるラストでした。
引用元:

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